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センター試験参加記

前提

  • qnighyは東大理一志望で、他の大学や科類には興味ない。東大の前期と後期のみ受験予定。
  • qnighyの強みは数学、弱みは国語。

2012年東大のセンター概要

センター試験は国語・外国語・数学・社会・理科が各200点ずつで最大1000点分の試験を受験できるが、2012年の東大前期では以下のように利用する。

  • 国語: 「国語」(200点)を受験する必要がある。
  • 外国語: 「英語(筆記)」「フランス語」「ドイツ語」「韓国語」「中国語」(各200点)から1つ選択して受験する必要がある。
  • 数学: 数学は数学①と数学②がある。
    • 数学①: 『数学Ⅰ・数学A』(100点)を受験する必要がある。
    • 数学②: 『数学Ⅱ・数学B』(100点)を受験する必要がある。
      • ただし、工業高校などで実施される「工業数理基礎」「簿記・会計」「情報関係基礎」の単位を修得していることが証明できる場合、これらを受験しても出願が認められる。
  • 社会: 「地理B」「世界史B」「日本史B」『倫理、政治・経済』(各100点)の4科目から選択する。
    • 文科各類志願者は、2科目(合計200点)受験する必要がある。
    • 理科各類志願者は、1科目(合計100点)受験する必要がある。(1科目以上)
  • 理科: 「物理Ⅰ」「化学Ⅰ」「生物Ⅰ」「地学Ⅰ」(各100点)の4科目から選択する。
    • 文科各類志願者は、1科目(合計100点)受験する必要がある。(1科目以上)
    • 理科各類志願者は、2科目(合計200点)受験する必要がある。

これを合計して900点となる。この点数で上位一定数(750以上あればほぼ大丈夫)のみが2次試験を受験できる。また、900点を110点に圧縮し、2次試験の点数440点に加算する。

また、2012年の東大後期では以下のように利用する。

  • 国語: 「国語」(200点)を受験する必要がある。
  • 外国語: 「英語」「フランス語」「ドイツ語」「韓国語」「中国語」(各200点)から1つ選択して受験する必要がある。
    • 「英語」は「英語(筆記)」(200点)と「英語(リスニング)」(50点)の両方を受験する必要がある。これらの合計を0.8倍して200点満点として扱う。
  • 数学: 数学は数学①と数学②がある。
    • 数学①: 『数学Ⅰ・数学A』(100点)を受験する必要がある。
    • 数学②: 『数学Ⅱ・数学B』(100点)を受験する必要がある。
      • ただし、工業高校などで実施される「工業数理基礎」「簿記・会計」「情報関係基礎」の単位を修得していることが証明できる場合、これらを受験しても出願が認められる。
  • 社会: 「地理B」「世界史B」「日本史B」『倫理、政治・経済』(各100点)の4科目から1つ選択して受験する必要がある。(1科目以上)
  • 理科: 「物理Ⅰ」「化学Ⅰ」「生物Ⅰ」「地学Ⅰ」(各100点)の4科目から1つ選択して受験する必要がある。(1科目以上)

これを合計して800点となる。この点数で上位一定数(720以上あればおそらく大丈夫)のみが2次試験を受験できる。センター試験の結果は2次試験の点数には加算されない。

今年の変更点概要

今年にあった変更点として大きそうなものをメモっておく。

  • 受験科目の事前申込み制度が始まった。「地歴」「公民」「国語」「外国語」「理科」「数学」の各教科について、受験するかどうかおよび受験する科目数を予め申請する必要がある。特に、地歴と公民が分かれているので、あとから公民を地歴に変更できないのが問題となる可能性が高い。
  • 新しい公民科目として、『倫理、政治・経済』が導入された。これにより、東大志望者は社会科目として4単位科目を選ばなくてはいけなくなった。
  • 社会と理科で受験できる組み合わせが変わった。「地理A+地理B」や「倫理+倫政」のような例外を除き、任意の2科目の組み合わせで受験できるようになった。逆に、理科は最大2科目しか受けられなくなった。
  • 理科の解答用紙が変更された。今までは大問ごとに切り分けられていたが、今年から詰めてマークする方式になった。現在、数学以外の全ての教科で、詰めてマークする方式である。

準備したこと

  • 国語: 某先生の対策講義を聞いた後は、とにかく解いた。2010年から、追試を含めて遡って1999年まで解いた。全然安定しなかったけど。
    • 「本文の記述との整合性を最重視する」「基本的に消去法で解く」「設問・注釈に目を通してから読む」などに注意した。
    • しかし、一問の重みが大きい割にうまく絞れなくて運ゲーになるケースが多く、本当に悲しい。センターの点数は国語にかかっているといっても過言ではない。
  • 数学: 少し練習した。
    • 数学ⅡBは選択問題がある。僕は、「第3問 数列」「第4問 ベクトル」「第5問 統計とコンピューター」「第6問 数値計算とコンピューター」のうち、3と6を選んだ。
    • 数学も、過去問の年度や予想問題の種類によって難易度・量が大きく変わってくるので、あっさり解けても安心できないし、難しくて解けなくても苦手とは限らない。
  • 英語: 少し練習した。
    • 文法・語法: 今までの蓄積が試される。センター近くになって慌てても無駄だし、1問2点程度なので気にしない。
    • 読解: 今までの蓄積が試される。あのレベルの英語が読めないようでは英語力を疑わざるをえないが、一方で、1つのミスで結構飛ぶので侮ってはいけない。
  • 物理: 少し練習した。
    • 2次試験で物理を使う予定で勉強している人にとっては、常識問題みたいなものだし、問題によっては中学受験の知識でも余裕で解ける。覚えることが少ないので、文系の人が選んでも十分うれしいと思う。
  • 化学: 少し練習した。
    • 知識を正確に身につけることが何より大事。特に、センター化学は時間に余裕があるので。
  • 倫政: がんばって勉強した。
    • 倫理は、人名を言われた時に主著の列挙と内容の説明ができるように暗記した。倫理の特徴は、業績や主張の説明に対して人名が一対一対応するということ。だから、別の人の主張だとわかった選択肢については消去できる。常識と論理の問題については対策する必要性なし。結果としては、この戦略で正解だった。
    • 政経は、よくわからん。参考書読んだし暗記もしたけど、倫理ほど時間をかけなかったし、不十分だった。

事務的な準備

  • 出願校が確定しているので、センターの受験票を準備する(写真を貼って署名する)のと同時に、東大願書の準備も行なっておいた。あとは振込して、切手と振込証明書を貼るだけである。

一日目

  • 会場は電通大だった。なぜ学校が駒場(正確には目黒区ではなく世田谷区なのだが)にあるのに調布で受験するのか。僕にとってはラッキーだったが、ほとんどのTK高校生にとってはアンラッキーだったと思う。ちなみに開成生は開成で受験できるらしい。
  • やはり寒いので防寒はシッカリしたほうが良いと思う。でも試験会場は適温だった。たぶん、よほどのトラブルがなければ適温で受験できると思う。

ちなみに僕は一日目の採点を一日目の夜に行った。自信を持てるという自信がある人はやるといいと思うし、数字がわからないことに不安を感じる人もやればいいと思う。逆にそうでなければ当然回避する手もある。

二日目

  • 理科・社会の二科目受験について。今年は、去年と違って2科目連続での試験日程となっている。この間に10分間の答案回収時間があり、この間にトイレに行こうと考えていた受験生が多かったようだが、結果としては、それはちょっと無謀だったかも。また、試験室によっても対応が分かれたようで、試験開始後にトイレに行かせたところもあれば、試験開始を遅らせたところもあるようだ。
  • 一科目目の試験時間中に二科目目の問題を解くのがOKかどうかという議論が随所にあったが、何となく牽制しつつも明確には禁止していないという感じな気がする。僕は、それをする必要がなかったので、行わなかった。
  • 典型的な大事故である「数学ⅠAが必要なのに数学Ⅰを解いてしまう(こっちが冊子の先頭にあるので)」をやらかしてしまった。実際、かなりの割合でやらかしているようである。僕も直前まで注意していたにもかかわらずやってしまった。
  • 数学ⅡBでは1,2,3,6を選択した。今年難しかったらしい4を回避できたことが非常に功を奏したようだ。6はプログラムが理解でき、なおかつBASICモドキの醜悪なコードを読んで理解する気になれる人なら、取り組む価値があると思う。

というわけで結果は https://gist.github.com/1611244 です。