日本数学オリンピック(JMO)の春季強化選抜合宿に参加してきました。
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3/25〜3/31にわたって合宿が行われました。(ちなみに25日は情報オリンピックの合宿が終了したあとに秋葉原に寄ってアニメイトに入り目の保養をしたがもはやアキバ観光する体力がなかったので昼飯を食べたあとすぐ数学オリンピックの集合場所に行きました。)
合宿では、4時間半で3問を解く試験を4日行いました。これによって、2010/07/06〜2010/07/13にKazakhstanで行われる今年の国際数学オリンピック(IMO)に参加する日本代表6名が選抜されます。(数日中に発表されます)
また、午前中はIMOの問題を解くための演習や、IMOと直接は関係のない、高校より少し先の数学についてチューターが紹介する講義などをやりました。
今年は代表はきついと思いますが、去年よりずっと解けるようになっているので、来年は頑張りたいと思います。
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他で通用するかは知りませんが、数学オリンピックでは問題のジャンル分けとしてA(Algebra代数、Analytics解析)、N(Number Theory整数論)、G(Geometry幾何)、C(Combinatrics組み合わせ理論)、と分けることが多いらしいです。
一概には言えませんが、僕はAについてはFE(Function Equation関数方程式)はそこそこ得意(?)らしく、同じAでも不等式は全くわかりません。Nは素因数分解などをいろいろ調べた経験が生きているのかわかりませんがまれに解けます。Gは本選レベルの問題は初等幾何であっさり解けるようになったようですが、合宿では歯が立ちませんでした。Cはできたりできなかったりします。
不等式は基本的な手法すらわかっていないので早めに使えるようにしたいです。他はもう演習するしかないのかなあ。MathLinksとかで。